真教寺尾根ー赤岳ー県界尾根 平成22年8月1日
八ヶ岳の記録 2010年7月25日 2006年1月8日 |
コースタイム
清里駅16:55=たかね荘17;05〜17;55スキー場のリフトの終点(泊)4;35〜牛首山5;55〜8:50赤岳9;25
〜大天狗10;45〜小天狗11;40〜林道12;45〜14;35野辺山駅
リフト終点 屋根の下がテン場 |
先週に引続き、八ヶ岳に行く。今回はまだ使ったことのない真教寺尾根で赤岳を目指します。土曜日の仕事が終わるのを待って、中央線ー小海線で清里駅に下りたのは5時でした。駅前のSLの写真を撮ってタクシーでたかね荘まで行く。タクシーで5〜6分の距離で歩いてもよかった。たかね荘はレストランのようだ宿泊も出来そうな感じです。 羽衣の池へのハイキング道を 行くとまもなく名前のイメージとは違う沼地が羽衣の池でした。 カラマツ林の笹道を登り、サンメドウズスキー場のリフトの終点に出ると標高1900mの看板がある広場に到着した。その上には展望ヒュッテがあった。庭先にはシモツケソウ、クガイソウ、オオバギボシなどの花が咲き望遠鏡も備え付けられていて展望にはよさそうだが夕暮れで天気も悪く、は何も見えません。 リフトのところに戻りテント場を探していると4人の若者が降りてきたバッグもない軽装でした。聞くとリフトを使って赤岳まで行ってきたそうで手軽に登れるルートのようです。さて、テン場を広場にと決め設営を始めると小雨が振り出してきたのでリフトの建物の下に移動した。ここなら雨が降っても問題ない。快適なテン場でした。 |
時々見える、天狗尾根の異様 |
翌朝、4時半ごろ明るくなるのを待って歩き出した。途中、 サッカーボールほどのハナビラタケを見つけこれを背負って登った。樹林の囲まれた牛首山のベンチで休憩をする扇山を過ぎると足元には小さな白い花のセリバシオガマが目に付くようになった。真教寺尾根の奥に赤岳が見えるはずだがガスが架かって見通しはよくありません。時々、天狗尾根の鋸稜線も見えるようになり気分がよくなる。立ち枯れ帯を過ぎるといよいよ真教寺尾根の核心部になる。 岩稜には鎖があり慎重に登る。小さな稜線に出る、さらにトラバース気味に鎖場を通過する。ガスの切れ間より天狗尾根の尖がりと権現岳が顔を見せる、急いでカメラを出すが間に合いません。真教寺尾根の分岐に到着する。 鉄梯子を登り竜頭峰の左側を巻くように進みます。文三郎尾根への分岐を過ぎて鉄梯子を登ると赤岳山頂に到着です。ガスが立ち込めて展望は残念ながらお預けでした。 |
赤岳山頂 |
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防火線の頭の下部 笹薮 |
下山は赤岳頂上小屋の裏から県界尾根を下りました。ザレタ急斜面はかなり注意しないと足をとられそうです。以前下ったことがあるのですがもっと簡単だった記憶です。鎖場も真教寺尾根より急で足場が悪いため鎖がありがたく思います。急斜面が終わって樹林帯に入るとほっとしました。 シラビソ林の中を行く、大天狗を通過、小天狗の分岐に着く。清里への道のほうが踏まれている。前回清里だったので今日は野辺山駅を目指すことにした。またハナビラタケを見つけ、行きにとったものを捨てて新しいのに取り替えた。防火線の頭は確認できなかった。胸までもぐる笹薮の密集した防火帯を下るがほとんど道らしきものはない。やがて、林道に出た、そこには2台の車が停まっていた。登山者の物かよくわからない。 一休みしているとマウンテンバイクの人が降りてきた。野辺山駅に車を置いて南八ヶ岳林道を走ってきたそうです。筑波大学演習林の中を通過させてもらった。といっても勝手にゲートをあけて通過したのだ。立派な自然林の道は快適なところでした。出口の手前で近道をしようと右に折れて木道を進んでみたが通り抜け出来ませんでした。元に戻って車道に出た。野辺山駅の手前の滝沢牧場でソフトクリームを買い、舐めながら駅まで歩いた。駅には団体さんがいて電車が混むのかと心配したが清里駅で皆さん降りてしまった。 |
筑波大学演習林 ゲート |
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